診療に対する考え方
みやざわクリニックは「治す」ことにこだわります
最近の臓器別専門科による医療では、まず診断することに重点が置かれます。西洋医学の世界では診断がつかなければ治療法を決めることができないのですから、これは当然のことです。しかし問題は、診断が決まるまでの間は患者さんが感じておられる症状や苦痛を和らげる事になかなか手がまわらないことです。検査自体が苦痛となることもあるでしょう。ましてや診断が決定できないときには治すこと自体ができません。
みやざわクリニックでは、確かな診断に基づいた「治し」、「癒し」が最も大切な目標であり、最新の医学や豊富な臨床経験、大病院との連携、専門医との協力関係をツールとして用いて「治す」ことを最大の目標とします。病名が決定するまでの間でも、診断に差支えのない範囲で症状や苦痛、そして何より不安の緩和に努めます。西洋医学的な病名がつかない、いわゆる「異常のない」症状に対しても和らげる努力をします。
適応のある方にはご相談のうえで漢方治療を行っております。経験豊富な漢方医による漢方治療は、多くの患者さんの症状改善に実績を上げています。
院長・医学博士 宮澤 裕治
1、「治す」ために「診断」にこだわる
みやざわクリニックでは、高血圧、糖尿病、脂質異常症、気管支喘息など内科の全領域にわたる豊富な臨床経験に基いて、確実でスピーディーな診断を行っています。
特に肝臓病をはじめとする消化器疾患では、診断困難な例への対応にも自信を持っています。名古屋大学及び関連病院をはじめとする連携医療機関との緊密な協力をフルに活用して、検査や入院が必要な場合でも万全の態勢をとっています。
2、「全体」をみるために「細部」にこだわる
人間の「体」の中には必ず「心」があります。そして「心」には「体」という容れものが必要です。
また、体は単に臓器が寄せ集まってできたものではなく、各臓器は体の中で影響し合って機能することにより体全体を動かしています。
「治す」ためには、常に「全体」をみながら診断・治療を進めてゆきますが、正しい診断・治療は「細部」を丁寧に見ることから生まれます。そのためにはじっくりと時間をかけた問診や診察が欠かせません。
3、「漢方で治療する」ために「最新の西洋医学」にこだわる
漢方では常にからだ全体をみて治療を行いますが、西洋医学に基づく細部にわたる診断は、疾患の見落としを防ぐために大変有用です。
また、西洋医学によって治療を行う場合にも、からだ全体をみる漢方医学的な見方は、大変重要です。
「漢方」と「西洋医学」、両者の診断方法を常に並行して行うことで、最も安全で優れた治療が生まれます。
みやざわクリニック・院長略歴
院長・医学博士 宮澤 裕治
・名古屋大学医学部 卒業
・大垣市民病院 消化器科
・名古屋大学医学部付属病院(肝臓研究室)
・半田市立半田病院 内科
を経て
・1992年 栄町クリニック開業
・2018年6月 みやざわクリニック移転開業
専門医資格・所属学会等
日本肝臓学会認定 肝臓専門医 No. 2354
日本内科学会認定 認定内科医 No. 1000
日本東洋医学会会員 No. 21306127
日本医師会認定 認定産業医 No. 9700185
等
学位論文
“Immunohistochemical studies on the distribution of nerve fibers
in chronic liver diseases”(Am J Gastroenterology 1988 Oct)